釣りとキャンプとコーヒーが好きなサラリーマンの趣味ブログ。釣り場やキャンプ場の見てきたことや、コーヒーについての実験を記録していきます。

隅田川のバチ抜けシーバスを釣る方法

隅田川で最もシーバスが釣りやすくなるシーズンがバチが抜ける2月~4月です。数年を通して経験したバチ抜けの隅田川シーバスの釣り方についてポイントも含めて書いてしまおうと思います。

隅田川はいつバチが抜けるのか?時期は?

隅田川のバチ抜けは1月の2回目の満月の大潮からはじまります。時期にして毎年1月20日前後の大潮のタイミング。
隅田川に通うようになってもう数年たちますが、この予想は外したことがなく絶対の自信があります。
1月下旬~3月にかけて抜け始めるバチは、このような4~7cmくらいのバチ。
隅田川初期のバチ
4月~6月にかけて、徐々にクルクルバチ、トリッキーバチと呼ばれる2~3cmくらいで動きの速いバチが出てくるようになります。
時期やバチの種類によって釣りやすさや、ルアーはもちろん変わってきます。
1月下旬~3月くらいにかけては水面というより、水面直下で、水面より少し潜ったバチがでてきます。
なので、扱うルアーも水面直下に潜るタイプのルアーを使うことになります。
4~5月にかけては、水面に引き波を立てるようなバチが多くなるので、扱うルアーも引き波系ルアーが強くなってきます
5~6月でクルクルバチが表れるといっきに釣りづらくなる・・・。
6~7cmの大きめのルアーで釣る人もいますが、僕的な実績では、クルクルバチのサイズに合わせた小さめのルアーでの実績があります。
※バチ抜けの時期や種類の詳細はこちらにまとめて見ました。⇒東京湾奥のバチ抜け時期やバチの種類などのメモ
※ルアーについては、このページの後半で。⇒バチ抜けのおすすめルアー
タイミング含めてうまくいくとこんなシーバスがどーんときますよ!

釣りやすいタイミングも、大潮の日とは限りません。
確かに大潮の日はバチも抜けるし、シーバスのライズも見られますが、バチ抜けシーズンの時合は、流れがまだゆっくりなタイミング。
大潮だと、満潮ちょうどから、1時間くらいが時合になりますが、中潮~初期の小潮も割と釣りやすいタイミングだったりします。
流れがですぎると、ルアーの動きが破綻してしまうことが多く、うまく釣果につなげられませんでした。
流れが適度な、中潮の満潮から1時間~2時間程度が実は一番実績があったりするんです。 バチ抜けの潮

バチって、大潮や中潮だけでなく、小潮でもちゃんと抜けてたりします。
そのあたりの隅田川の潮の流れについてはこちらでまとめています。
シーバスを釣るために知っておくべき隅田川と潮の干満


バチ抜け時の隅田川で釣りやすいポイントは?

隅田川のバチ抜けで釣りやすいポイントを探すには、以下を観察することが大切です。
  1. バチ抜けしている場所を探す
  2. バチが流れていく方向を見定める
  3. 流れていく先で、流れが変化している場所を見つける
最後の、流れが変化している場所でシーバスがバチを待ち構えてることが多く、 とても釣りやすい状況が発生してるはずです。
バチが抜けている場所が釣れやすい場所とは限らないので、 バチが抜けてても、ライズなどがないのなら時間をかけずにスルーしましょう。
バチ抜けの時合は短いですから。
ということで、1月下旬からはじまるバチ抜け。
初期のバチは、この地図の赤字のところあたりでいつも観測ができます。 ※すみません、赤とオレンジでかき分けてるのですがみにくいですかね・・・
初期のバチ抜けポイント
相生橋付近は有名ポイントのようでいつも人が多く、先行者のために釣りができることが少ないですが、 実績は確かに高いです。
満潮1時間前くらいからポイントを押さえて待ってる人がいるくらいなのでかなりの激戦区です。
3月末くらいにかけて隅田川本流から運河筋内もバチ抜けが観測でき、それにあわせてシーバスをゲットすることができます。
※釣り禁止の場所や、立ち入り禁止の場所には入らないでください。隅田川での釣りポイントがどんどん禁止になっていってます。
3~5月にかけて、バチ抜けの最盛期に入り、クルクルバチが大量にわきだすと、 隅田川本流の両国橋付近の中流域でもバチ抜けフィッシングが楽しめるようになります。
※今は両国橋や蔵前橋付近が釣り禁止になってしまったので、地図から省略します。

小名木川、神田川などの運河筋からバチが本流に流れ込んでいるようなときはめちゃめちゃチャンスな日です。
どこにバチが流れていくのか、ライズが起きていないかしっかり観察することが釣果アップにつながります。

また、以下は東京湾奥のシーバスの釣果予測がマッピングされたマップです。随時更新されてますのでポイント選びの参考にどうぞ。
隅田川で実績のあるポイントはこちらでまとめています。 隅田川で実績のあるシーバスポイント

【1月~2月のバチ抜け対策ルアー】

※エリア10はシンキングでなくて、フローティングです。間違えて後悔しました・・・。
上でも書きましたが、この時期は水面を引いてくるルアーというより、水面直下(水面から1~2cmくらい)を泳がすことができるルアーが釣れます。
コモモSF95をパイロットルアーとして投入
ダメなら、キャロットでサイズ調整してみる
もう少ししたのレンジを探るためにワンダーを投入
って感じでローテーションしてます。反応がないなら場所を変えましょう。時合が短いのがこのバチ抜けシーズンです。

●エコギア(ECOGEAR) ストレート

釣れる場所を探すことに専念した方が最終的に釣果につながります
最後のエコギアは、目の前でライズを発見した際に投入するのがよいです。可能であればノーシンカーで。
アピール力が弱いですが、シーバスがいる場所に投入できれば100%バイトがでます。はまるとスゴイですよ・・・。

【3月~4月のバチ抜け対策ルアー】

この時期は水面狙いのルアーがおすすめです。
風がなく、水面が鏡状態のときがバチ抜けの時間帯と重なる時はチャンスです。
とりあえずアルデンテを投入
だめならサイズを変えてアルデンテを再投入
だめならフラグマ、コモモ、キャロットで微妙にレンジを調整

って感じで攻めます。


【5月~6月のバチ抜け対策ルアー】

クルクルバチが出現するこの時期は、非常にやきもきする。
ライズはあるけど釣れないって状態がよく発生するからです。
そんな中、釣果があったのはこの4つ。
特に小さい版のアルデンテ70sは、クルクルバチ最盛期においても繰り返し釣果を出してくれたので、ほんとに必須アイテムです!





最後のワンダーは4月までに使うものとはサイズが異なります。
やっぱりこの時期はクルクルバチのサイズに合わせて小さくする府が釣果につながりやすそうです。

その他の実績のある主なルアーや潮まわりごとの釣果実績はこちらでまとめています。

また、いろいろなルアーを試す中でちょっと後悔気味なルアーもまとめています。ルアーも安くはないので失敗しないようにご参考まで。
買ったけれど使っていないルアーたち(私見です・・・)

東京湾奥のバチ抜け対策に見た方がいい動画!

ということで、半年近く楽しめる隅田川のバチ抜けシーバスですが、バチが抜ける時間帯と、その種類、そしてシーバスがバチを狙う場所をおさえることができるとかなり楽しい感じになるのがこの季節です。毎日川に繰り出していい思いをしちゃいましょう!ただし釣り禁止エリアでの釣りや周りの人に迷惑をかけるのはなしでお願いします。釣れた喜びでやかましくする釣り人もたまに見かけますのでぜひマナーのある釣りをお願いします。
シーバス釣りで参考にしていた動画をまとめてみました。
東京でシーバスを釣るために見ておくべき動画集

バチ抜け時期の動画ならこれですね。

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