釣りとキャンプとコーヒーが好きなサラリーマンの趣味ブログ。釣り場やキャンプ場の見てきたことや、コーヒーについての実験を記録していきます。

シーバスを釣るために知っておくべき隅田川と潮の干満

隅田川への潮の影響

隅田川の流れと、潮の干満について何年かシーバス釣りのために通った経験をまとめました。
隅田川は川ですが、結構上流域まで立派に潮の干満の影響を受けて潮位が変動します。
シーバスが釣れるポイントについては下記でまとめましたが、北区でも潮の干満による潮位差はあり、下流から上流へ水が流れます。

たぶん、このこと自体は隅田川で釣りをはじめた人ならすぐに気付くはず。

であるなら、気になるのはどんなタイミングでシーバスが釣れるのか?ということですよね。
そんな隅田川の潮の干満、潮位差のお話と、どの潮のタイミングでシーバスが釣れたのかについて書いていきます。

アプリで見る潮の干満と隅田川の流れ

僕は、潮を見る潮汐アプリで、「築地」あたりを設定して、満潮、干潮の時間を見て出撃しています。

だいたいですが、満潮時刻の1時間くらい前から、隅田川の流れは下げはじめます。
干潮時刻から1.5時間程度経ってから隅田川の流れは上げはじめます。

※上流に行くほど下げている時の流れが優勢です。

川なので、下げる力の方が強いのかなって思ってます。

そして、最近気づいたのですが、日中の干満差と、夜の干満差で、昼間のほうが大きかったり、
夜のほうがよく潮が動いたりする日がありますよね?

これによっても、下げ始め、上げ始めの時間が変わるようです。

たとえば、6月下旬の昼間の方がよく潮が動く大潮の日は、夕方に満潮から下げにはいるタイミングのときには、満潮時刻を過ぎてもまだ流れは上げていて、30分~1時間くらい経過してから下げがききはじめてました。
※昼間の上げ潮の動きが強く残っていたせいですね。

アプリで潮の時間を見ている人は多いと思いますが、
満潮前後の潮の動き(勢い)にも気をつけてくださいね。

どの潮のタイミングでシーバスが釣れるのか?

本題です。

正直、答えは「いつでも」です。
季節と、天気と、潮と、干潮、満潮がくる時間帯との組み合わせで変わってくると思います。

よく「大潮の方が潮がよく動くから魚の活性が高くなって釣れやすくなる」という話を聞いたり、記事や動画でても言われていたりすると思いますが、隅田川は川なので、大潮の下げのタイミングは、すごい勢いの流れになります。
このときに、本流(川の橋脚や真ん中の方に投げて)で釣れたことは正直ありません。

これは、流れが速すぎて、普通にルアーを投げて巻いてくるだけではルアーの動きが破たんしているからです。
こんなときは、ワンド上の場所など、流れの弱い場所を探してその周辺のヨレを攻めるべきです。
※流れが早すぎて狙ったとこにうまく流せないし、それができるスキルも僕にはないので、直で流れがあたる橋脚なんかはほんとに非効率・・・

また、川の流れが早いために、流れがぶつかって、川の流れとは逆の流れになっているポイントを見つけることがあると思います。
そんなポイントは潮のタイミングを見計らって訪れると一人でいい思いができたりしますよ。

隅田川のおすすめルアーなどは以下の記事にまとめています。

「上げ潮」と「下げ潮」でどちらがシーバスが釣れるのか?

実績的には、隅田川では下げ潮の方がシーバスが釣れたことが多いです。
でも、これは、なんとなく下げ潮の方が釣れるイメージがあって、
そのタイミングで僕が釣りにいくことが多かったから。
春先の隅田川名物のバチ抜けは下げがメインで起こりますしね。
※とは言ってもバチがでるのは下げ潮のときだけじゃないですよ。

隅田川のバチ抜けについては以下の記事にまとめてみました。

そして、上げ潮のときだってシーバスはバッチリ釣れてます。
釣りに行った回数を比率にしたら、たぶん同じくらいになると思います。

そんな中で、シーバスが釣れやすいタイミングなのは、
上げはじめ、下げはじめの潮の動くタイミング。
このときはやっぱりいいと思います。
「潮の動きはじめのタイミング」というのがポイントです。潮が効きはじめてしまうと、流れが早すぎでルアーの扱いが難しくなってしまいます。自分がルアー操作しやすい流れの早さを知っておくのが重要です。

正確には、ベイトの動くタイミングですね。

潮が動く → 浅いところにいられなくなったりして、ベイトが動く → 動いたベイトにシーバスが動く

って感じです。

こんなにイナッコが群れているのに、なんでシーバスはいないんだろう??

みたいなこともよくあると思います。

群れに突っ込んでイナッコを食べるより、
流れてくるイナッコ食べる方が楽だからです。

だから、ベイトが動くタイミングが、シーバスがいる場所も見つけやすくて、
シーバスもテンション高いので釣れるんだと思います。

と、勝手な持論を展開してみました。

バチ抜けの時に狙う潮と時間

バチ抜け時期の大潮の満潮頃になると、隅田川も人がかなり増えますね。
満潮後1時間くらいまでがバチ抜けの時合とよく言われますし、バチ抜け初期(1月下旬~4月中旬)については、確かにこの時間帯がよくバチ抜けするし、釣りやすいです。
バチ抜けの潮

でも、意外に小潮もバチ抜けしてるって知ってました?
バチの種類が、赤バチなどからクルクルバチ(トリッキーバチ)がメインに変わってくる4月下旬ごろは、小潮の満潮前の時間帯もバチ抜けするし、バチの量が多すぎないので逆に釣りやすかったりもするんですよね。
小潮のバチ抜け
バチ抜けのタイミングをつかんで、そのタイミングで風が強すぎなければ大チャンス。
バチ抜けシーバスの釣り方についてはこちらにまとめてみましたのでよろしければどうぞ。

隅田川シーバス釣りの記事

東京湾奥のシーバス釣りの1年間の釣果を分析してみましたので、こちらもご参考に。

隅田川を中心にしたシーバス釣りのご参考にどうぞ。

コメント (2)
  1. yasto より:

    12月15日am3時頃から両国橋に入りました。
    3日目の大潮で上げ始めてから丁度中間くらいの時間帯(夜中の3時)で流れは強めでしたが
    全く魚の気配がありませんでした。
    ここ数ヶ月は潮が動いていればアタリは必ずと言っていいほどありましたが
    どうしたのでしょうか?気温の低下が原因でしょうか?

  2. 管理人 より:

    yastoさん

    コメント遅くなってすみません!
    ちょうどその頃は雨が降って水温低下したり環境の変わり目だったのが原因かと思います。

    雨降って濁るとかなら意外と大丈夫なんですが、水温変化は魚の居場所とかも大きくかえちゃいますよね(汗)

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