隅田川で7年間ほどシーバス釣りをしてきて、釣果のあったシーバス釣りのポイントや釣り方の備忘録です。
隅田川は、全域にシーバスがいます。
上流は荒川と分岐するところでもシーバスが狙えるからです。
ただ、最初の数か月は全くシーバスなんて釣れず、ほんとにいるの?って思ってました。実際、散歩している人に「スズキ釣ってます」って言うと、「それ海の魚でしょ?こんなとこで釣れるの?見たことないよ?」ってよく言われました。
シーバス釣るためにはいつ、どうやってどこで釣れるのか、みたいな基礎知識も必要です。
僕が参考にした動画もまとめてみましたのでご参考まで。
※現在は、隅田川での釣りが禁止される傾向にあります。
僕がやっていたときはまだ禁止されていませんでしたが、もし釣りをしようとする方はそのときに釣りが禁止となっていないか確認してからお願いします。
※隅田川でシーバス釣果実績があるルアーはこちら
目次
この地図の赤線のポイントでシーバス釣りをしてました。微妙に荒川も入ってますが。
隅田川の上流で釣りしてたころはまだシーバス釣りの経験が浅く、いわゆる橋の橋脚ばかりを攻めてました。
このエリアの橋の明暗にはどこでもシーバス着いてますね。
6月~11月までシーバスの釣果実績があります。
隅田川の上流では、釣れるシーバスのアベレージサイズは60cm前後でしたが、それなりの流速の中で生活しているシーバスのせいか、下流でヒットするシーバスよりも全然引きが強いので、引きを楽しみたい人にとっては上流のシーバス釣りはとても面白いと思います!
ここで圧倒的に活躍してたのが、ラパラのラトリンラップ。
主にバイブレーションを橋脚の明暗でU字メソッドする感じです。
いろんなバイブレーションを使いましたが、安くて最も実績があるのはこのバイブレーションでした。
手当たり次第にバイブレーションを試していた中ではマリア マール・アミーゴもお気に入りで、ラトリンラップより下のレンジを探るときにはよかったです。
でも、価格的にラパラのラトリンラップの方が安価で重宝してました。(マール・アミーゴもだんだん値段上がってきちゃってますね。)
上流は6月くらいから赤羽付近(隅田川と荒川が合流するあたり)で釣れるようになります。
隅田川上流では夏の夜の橋脚周りが特にいい感じですね。
夏の隅田川シーバスはこちらにまとめてみました。↓
バイブレーション以外のルアーでは、 CD9や、ワームですがコアマンのアルカリ
なんかもよかったです。
バイブレーションで反応なくて、ゆっくり流し込んだり、トゥイッチしたりして食わすときに重宝してました。
隅田川の上流では、6月くらいからライターくらいのサイズのイナッコが増え始めて、それを狙って遡上してきたシーバスが橋脚の明暗付近でボイルするようになります。
結構沖の方でボイルすることもあり、僕のタックルではなかなか狙えなかったのですが、
中層あたりでベイト食ってるやつをバイブレーションで狙って釣ってました。
橋脚付近のシーバスを釣るときのポイントはこんな感じです。
また、雨降ったあとの隅田川は、川がカフェオレのようになり、上流からの漂流物も多いので釣りになりません。
釣れる(釣りやすい)タイミングは、3日くらい雨が降っていない、小潮のタイミングがいいと思います。
上流も中潮以上に流れが速いときはやっぱり釣れた実績が少ないです。
小潮くらいが上流の隅田川の釣りではルアーもコントロールしやすくて一番釣りやすいと思ってます。
潮の話はこちら。
もっと広いポイントでシーバス釣りをやってますが下流で実績があったポイントはこんなとこでしょうか。隅田川下流域は東京湾奥の釣りポイントとも言われているみたいですね。
海が近くなるだけあって下流は上流と違ってベイトの種類も豊富です。
四季をしっかり感じれるのがいいですね。
季節によってベイトがどんどん変わっていくし、シーバスが釣れる場所も日によってぜんぜん違います。
以下は釣果予測をマッピングしているマップです。
赤に近いほど釣れやすいことを表現しているようなので、ポイント選びの参考にするとよいかもです。
また、下流には運河筋が多くあり、同じ潮のタイミングでも水の流れ方(流れの向き)が全然異なります。
荒川と運河筋で繋がっているせいもありそうですし、
干潮後数時間たってても上流側で雨が降ったりすると、そのまま下流側では下げの勢いが強くてなかなか上げに変わらなかったりします。
さらに、風向きも流れに影響していて、例えば東からの風が強いと西岸の方に川の流れがよりやすかったりなど、状況によって環境が大きく変化するせいで、
その日の状況で全然シーバスが集まるポイントが変わるので要注意です。
あと、上流との一番の違いは釣り人の多さです。
橋脚は一番釣りやすいポイントのはずなのに、先行者が早い時間から叩き過ぎてシーバスがスレてしまってまったく釣れなかったりします。
なので、せっかく狙っていた釣りポイントに到着しても先行者がいたら、あきらめて全然違う場所で釣りをする方がシーバスが釣れる確率は高くなると思います。
自分だけのポイントを見つけると
こんなシーバスにバンバン出会えたりします。
下流は2月~5月くらいまでのバチ抜けシーズンが最もシーバスが釣りやすい時期だと思います。
上流でバチ抜けパターンは経験できなかったので、2月~5月くらいの時期は上流でシーバス狙うよりも下流でバチパターンで遊ぶのがよいと思います。
バチ抜けシーズンの隅田川のポイントについてはこちらにまとめみました。
バチ抜け系の記事もよかったらどうぞ。
1年間の隅田川、荒川、豊洲周辺などを中心とした東京湾奥河川でのシーバス釣果を分析してみました。
潮まわりなどの釣れるタイミングや年間の傾向など、自分的には面白かったのでよかったらご参考にどうぞ。
隅田川では釣り禁止ポイントがどんどん増えてきています。
東京でこんな身近に釣りを楽しめるポイントなんてないのに残念です。
くらいのことはちゃんとしていきましょう。
長く隅田川でシーバス釣りが楽しめることを願っています。