釣りとキャンプとコーヒーが好きなサラリーマンの趣味ブログ。釣り場やキャンプ場の見てきたことや、コーヒーについての実験を記録していきます。

東京湾奥のバチ抜け時期やバチの種類などのメモ

隅田川のバチ抜け

東京湾奥のバチ抜けの時期や、抜けるバチの種類など、だんだんとわかってきたのでメモしておきます。
1月~6月くらいまで赤バチ、クルクルバチ、青バチ(デカバチ)など種類を変えながらバチは抜けてたりして、シーバスも釣りやすいので知っておいて損はないはず。

バチ抜け初期(1~2月)のバチ

東京湾奥でも神奈川方面では12月くらいからバチ抜けが発生するそうです。
隅田川、豊洲、荒川方面では1月の2回目の大潮からバチを発見できるようになります。

年明け最初に見つけるバチは、だいたいこんな感じで1匹だけでふらふらと泳いでいます。
これを救いあげてみるとこんなバチです。


2月のバチ
いわゆる赤バチというやつで、4~6cmくらいのとてもやわらかいバチです。
このバチが見つかるようになると、ある程度流れのある場所でシーバスのライズも見つけられるようになって、上流にキャストして流れより少しだけ早い感じでルアーを通すとパコっと釣れるようになります。
この時期は、水面に引き波をたてるような泳ぎ方をバチはしていないので、水面から10cmくらい下を引いてこられるようなルアーを選びます。この時期の僕のお勧めはコモモSF95です。

楽しいバチ抜けシーバスのはじまりですね。

最盛期のバチ(3~4月)

2月の下旬くらいになると抜けるバチの量も大量になってきます。

捕まえてみると、初期のころと同じ感じ種類っぽいですが、少しサイズ感がアップして、動きも活発です。
2月の下旬のバチ

バチ抜けにボイルする量も多く、それにつられて釣り人の量も大量になるのがこれくらいの時期から・・・
特に隅田川はバチ抜けで有名で、人が多すぎてポイントに入れなかったりします・・・。
でも、意外なところでバチ抜けボイルって起こっていたりするので、自分一人しかいないバチ抜けポイントを見つけられたりすると、すごくいい思いができたりします。
3月のバチ抜けシーバス
この時期になると、引き波を引くバチを見つけられるようになります。
バチって意外と早くしっかり泳げる生き物で流れに逆らって川を上って行ったりもするのをたまに見かけてびっくりすることがあるくらい・・・
鏡のように水面が静かでバチが引き波立てているような状況で最強のルアーが、アルデンテ S 95です。
これを引き波たてながらゆっくり引いてくることでボウズは確実に逃れられますよ。
この時期に抜ける引き波引いてる系のバチがシーバスガ一番好みなんじゃないかな。夏に向けて暖かくなっていく中で数は減っていきますが、これ系が抜けている日は、シーバスのバチパターンへの反応がいい気がします。

バチ抜け後期(5~6月)のバチ

バチ抜けも後期になると、2~3cmくらいで高速に動き回るクルクルバチ(トリッキーバチ)というバチが登場してきます。
クルクルバチ
ゴミ用に見える点々がすべてクルクルバチです。
バチが大量過ぎて、シーバスがバチにライズしてても釣れません。
大量の本物のバチがいて、自分のルアーに反応させることができないんですよね。
クルクルバチで釣れたシーバス
苦労するのですが、ある程度、攻略方法がわかったのでメモ。
クルクルバチでライズしているところの上を、アルデンテ70で、超ゆっくり、ギリギリ引き波立てながら引いてくると釣れます。
アルデンテは、クルクルバチのサイズ感に合わせて小さい方を使います。
でも、バチにライズしているのはシーバスだけではなかったりします。
バチ抜けのウグイ-5月
こちらはウグイ先生です。
バチ抜けのサッパ
こちらはサッパ先生。
たしかに、ゴカイとかの多毛類って釣り餌の定番だし、釣れる魚も多いですもんね。
バチが沸いてるとそれに魚がライズしているを見つけて、テンション上がったものの粘っても釣れない・・・っていうときは、ライズしている魚はシーバスではないかもしれないですよ。ライズの雰囲気が違うのでシーバスでないことはわかったりもしますが、それでもやっぱり期待しちゃいますよね(笑)
そしてこの時期は、クルクルバチに混じって超デカいバチがいます。
捕獲したデカバチ
デカバチ(青バチ)
デカバチ

泳いでるときは超デカいのですが、捕まえてみると割れてしまって、大量の青色の液体がでてきます。
つぶれたデカバチ
水吸ってんのかな??割れた後は、普通のバチに見えるのですが、、、
勝手なイメージなんですが、食べても水っぽそうだし、シーバスもこいつはそんなに好んで食ってはいないんじゃなかろうかと。
この時期に釣れたシーバスの口の中です。
バチ抜けシーバスの口の中
バチが入ってるのはわかるのですが、魚の目みたいなのも見えます。
バチに交じってイナッコとかベイトの種類も多くなってくる時期なので、バチパターンにこだわり過ぎないのがこの時期では大切なことだと思います。

バチ抜け時期の必須アイテム

バチ抜けシーズンではヘッドライトは必須です。
それもかなり明るめ(ルーメンが強め)で、直進性の強いものがおすすめです。
ちょっと値は張るのですが、気が付くとバチ抜けのタイミングが終わっていたり、バチが水面ではなく、ちょっと下の層を泳ぐようになっていたりするこの季節では、強い光で水中まで見えるくらいのヘッドライトは重宝します。
バチを追い回すシーバスを見つけたりもできるので、いいものを買っておくのをお勧めします。
ちなみに私が使っているのはこちらです。

バチ抜けシーバスの釣り方

バチ抜けの時の釣り方は以下にもまとめています。

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