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1年間の釣果を集計してわかった東京湾奥河川でシーバスが釣れる潮まわり

東京湾奥シーバスの釣果分析

1年間、東京湾奥シーバスが釣れた時の気温、潮まわり、ルアー、日付を記録して、どんな傾向があるかを分析してみました。
なんとなく感覚的に思っていたことが明確になったり、気温と、釣果の面白い関係に気づけたりしてちょっと面白かったのでまとめています。
ここでの東京湾奥は、荒川、隅田川を中心として、豊洲などの運河筋、豊洲周辺の湾岸エリアの釣果で、千葉や神奈川などは対象にできていないです。
仕事終わりの夜にシーバス釣行にいくことが多く、釣果時間に偏りがあることと、ボートシーバスには行っていないので、おかっぱりシーバスの釣果データだけを扱っています。

1年間を通した潮まわり毎のシーバス釣果

まずは、1年間の潮毎の釣果です。
潮毎の釣果
大潮がいいよ!といろいろなブログで書いてあると思うんですが、小潮、中潮の方が隅田川、荒川のシーバス釣果的にはいいなってずっと思ってました。
ボートシーバスだったり、湾岸沿いのエリアだったら大潮の方がよいのかもしれないですが、隅田川や荒川などの湾奥河川では中潮、小潮の方がシーバスは釣りやすいです。

大潮のときの隅田川や荒川の流れは結構激流で、ポイントを選ばないとルアーをまともに動かせません。
橋脚などの1級ポイントは、流れが早すぎで狙えなくなるので、流れが緩んだりする別のポイントを探す必要もあってのこのシーバス釣果かなって思います。
1日の中でのシーバスを釣りやすい潮の時間は以前書いたのでこちらを参考に。

潮まわり毎のシーバスが釣れたルアー

どの潮回りでも釣れるシーバスルアー

この3つはどの潮回りでもシーバスの釣果を出してくれるおすすめの必携ルアーです。
人気のVJもVJ-16の方がVJ-22よりも釣果的にもよいので、買うのに迷ったらVJ-16のサイズを選ぶことをおすすめします。
おすすめのシーバスルアーは以下でもまとめているので、ご参考まで。

大潮、中潮でおすすめのシーバスルアー

大潮、中潮はやはり流れが早いので、早い流れの中でも安定してアクションしてくれるルアーがやはり釣果を出してくれていました。

小潮、若潮、長潮でおすすめのシーバスルアー

月と潮まわり毎のシーバス釣果

月と潮回りごとのシーバスの釣果を積み上げグラフにしてみました。
折れ線は、シーバスが釣れた日の平均気温です。
月と潮回りと平均気温

東京湾奥では早いところでは12月からバチ抜けがはじまりますが、私がメインとしている隅田川は1月下旬の大潮からバチ抜けを見つけられるようになります。
2月~5月くらいまでのバチ抜けは釣りやすいなぁと思っていたものの、シーバスが釣れる時間がバチ抜けの時間に限定されるのが難点。(私の釣果時間も自然と釣りやすい時間に偏っていたようで・・・)、やはり9月~11月の秋のシーバスの方が釣果の絶対数は大きくなりました。
6月~8月の夏の間に釣果が下がるのは、夏の時期は夜よりも昼の方が潮がよく動き、夜に釣果を出すのが難しくなるのですが、平日に仕事をしている都合で早朝の釣行やデイシーバスにでかけずらいことが影響しています。

平均気温を2か月ずらしてみると、シーバス釣果の変動ととても相関がでてきます。先ほどの夏の間の釣行の影響を考えれば、本当はもっと一致するのではと思っています。
月と潮回りと平均気温-2か月ずらし

気温と、水温もかなり相関するはずで、気温が上がりきってから、水温が上がりきるまで2か月程度の遅れがあるっていうことかな?と推察したものの
東京湾環境情報センター」の情報だと、東京湾内の海水温と気温は期間のズレなくほぼ相関するようでした。
東京湾奥河川での釣りをメインとしているので、河川の水温と気温と海水温だと、また異なる相関をするということだと思っています。
(河川の水温推移のデータが見つけられず、探しているところです。よいデータがあればコメントいただけると大変助かります)

1年間の東京おかっぱりシーバス釣果のまとめ

  • 東京湾奥シーバスは、大潮よりも中潮の方が釣果がいい
  • VJ-16/ノガレ120F/マニックはどの潮でも釣れるルアー
  • 秋がやっぱり東京シーバスのベストシーズン

釣果の月ごとの元データはこちら。

隅田川の潮まわりについてまとめたことがあるのでよければご参考に

以下も東京でシーバス釣るための参考に。



コメント (4)
  1. 匿名 より:

    素晴らしいデータですね。年間で最も多く釣れたルアーは何ですか?自分も隅田川に良く行ってますが、バチパターン以外では表層の反応はあまり良くないような気がします。単にポイントが悪いだけですかね?

    1. 管理人 より:

      コメントありがとうございます。
      おっしゃる通りで、表層の反応はバチパターン以外はあんまりだと思います。
      バチ抜け以外の時期で、ベイトフィッシュにボイルしているようでしたらマリブ78のようなシンペンを流し込んでくとよく反応してくれますよ。
      年間で釣れた数でいうとVJが最も釣れたルアーにはなるんですが、ローリングベイト、ミニエント、X-80jrなどは釣れないときの壁際トゥイッチで結構助けてもらってます。

  2. 匿名 より:

    すごく参考になるデータですね!これほどのデータを共有していただけてものすごくありがたいです。相談なのですが、隅田川で友達は釣れているのですが自分はまだ釣れたことがありません。これからやってくる12月の立ち回り方を教えていただけないでしょうか…🙇‍♂️

    1. 管理人 より:

      ありがとうございます。コメント遅くなってしまってごめんなさい。
      12月の隅田川はかなりシーバスが減ってしまってます。
      河口の橋脚付近でローリングベイトなどで粘って釣った人をみかけますが、寒さとの戦いの割にはうれしさが・・・
      隅田川というより、豊洲周辺の海に面したエリアが個人的にはおすすめで、シーバスと同じルアーでタチウオが釣れたりもするので楽しいですよ!
      https://sumida-seabass.sakura.ne.jp/fishingblog/2019-2020-tachiuo-at-toyosu/

      1月下旬からはバチ抜けがはじまるので隅田川もだいぶ釣れやすくなるのでもう少しチャレンジし続けてもらえたら絶対釣れるはずです!

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