釣りとキャンプとコーヒーが好きなサラリーマンの趣味ブログ。釣り場やキャンプ場の見てきたことや、コーヒーについての実験を記録していきます。

イナダやワラサ、サワラみたいな青物を釣りたい時の時期と海水温を考える

相模湾のカマスとアジ

2023年の夏は異常な猛暑となり、海水温もかなり上がったことで、なかなか渋い釣果のまま終わってしまいました。
ジグサビキを使ってアジやカマスはなんとか釣れたけれど、お目当てのイナダやサワラには出会えず終わってしまいました。
今年は海水温が高くて青物系がなかなか入ってこないとのことでした。
乗り合い船って安くないので、せっかく乗るなら釣れるタイミングでいきたい!
ということで、海水温と釣果の関係について考えてみることにしました。

江の島の片瀬でいつも乗っている乗合船はコチラ↓。


昨年は大きなサワラも釣れて楽しかったのですが。

相模湾の海水温

相模湾の海水温
こちらの図の通りで、8月に入ってからの2023年の相模湾の海水温は過去5年間の中で最も高い状態となり、10月中旬ごろまでそれが継続していたようです。
余談ですけど、相模湾の海水温が24℃になるタイミングが毎年不思議ですね。
海洋生物環境研究所※1,2によると、ブリの適水温は15℃~29℃らしいです。
ただ、成長段階によって適水温は異なるようで、イナダやヤズと呼ばれるうちは20~29℃、ワラサやブリサイズになると15~20℃が適水温となるようです。
※1参考文献:魚類の選好温度と平衡喪失温度
※2参考文献:沿岸性魚類の温度選好に関する実験的研究

昨年の釣果を見ていると、
江の島~平塚にかけての相模湾においては、20℃~23℃くらいの海水温で、カンパチ、ワラサ(イナダ)がよく釣れているようです。
20℃から23℃に海水温が上がっていく時期ではなく、23℃から20℃へ海水温が下がっていくタイミングがよさそう(つまり10月)。
8月前後で海水温がピークの時期になりますが、その時の海水温が24℃前後であればサイズは小さいですが、カンパチ、イナダが釣れ、タチウオなどはサイズがいいものがが釣れるタイミングに出会いやすそうな感じです。
海水温が25℃くらいまで上がってしまった日だと、カンパチやイナダは釣れず、シイラやサバやカツオに出会えればラッキーで、ボウズ逃れにカマスを釣って帰るようなコースで不完全燃焼なことになってしまいそう。
それ以上に水温が上がった今年はなかなか渋かったということでしょう。

来年出船するときにはこの辺りをしっかり記憶に止めておきながら乗合船のプランを立てて出船しよ。

オフショアジギングで参考になりそうなメモ

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