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東京湾のタチウオジギング釣行@八景島「太田屋」

夏の東京湾タチウオジギング船団

夏は数釣りができ、冬は大物が狙えるという東京湾のタチウオ。
イワシをテンヤに付ける釣り方はエサ代もかかりそうだしちょっとめんどくさそうに思ってしまう僕は毎回ジギングで遊ばせてもらってます。

東京湾では夏に大船団が見られることで風物詩とも言われるほど釣り船も出船している釣りで、誰でも取り組みやすくて楽しい釣りです。
僕はいつも横浜・八景島の有名船宿「太田屋」さんでタチウオジギングを楽しませてもらってます。初心者にもやさしくていい船宿さんだと思ってます。(釣りバカ日誌にも出てくる船宿さんだと後から知ってびっくりしました(笑))

東京湾タチウオジギング釣行データ

東京湾タチウオジギングポイント
オレンジ色が7月の釣行ルートで、赤色が5月の釣行ルートです。
太田屋は東京湾の西側からの出港になるのですが、千葉側の沖までタチウオ探して船を向かわせてくれます。移動距離が長い分、日によってはめちゃくちゃ濡れるのでご注意を。船長がちゃんとアナウンスしてくれるので乗る人もちゃんと言うことを聞きましょう。。。

釣行概要

* 時間: 7:00出船 ~ 14:30沖上がり
* 釣り場所: 東京湾沖(横浜・八景島出港)
* 船宿: [太田屋](https://www.ohtaya.net/)

オレンジ色航路の海況とコンディション

* 釣行日: 2025年7月7日(月)
* 潮汐: 中潮(干潮 10:30頃)
* 天気: 晴れ
* 気温: 28℃~33℃
* 海水温: 24.5℃
* 風: 南風 3~5m

赤色航路の海況とコンディション

* 釣行日: 2025年5月27日(火)
* 潮汐: 大潮(干潮 11:21頃)
* 天気: 曇り
* 気温: 15℃~20℃
* 海水温: 19°C~23°C
* 風: 東北東 2~4m

冬のタチウオジギングについてはこちらでも過去に書いています。

タチウオジギングでのおすすめジグ

東京湾のタチウオジギングでは水深30mくらいのところでやることもあれば、「水深60m、底から20mくらいまで探ってみて!」と言われることもあります。ジグも80g~150gくらいまでをもっておき、100gを中心に使っていけば問題ないと思います。
コンスタントに釣り上げる人は20匹以上釣りますし、僕もなんだかんだ毎回10匹前後は釣ることができています。
ただ、タチウオの鋭い歯によるリーダー切れ、いわゆる「タチウオカッター」にはとても悩まされるはず・・・。丹精込めて作った自作ジグも、一瞬の油断でリーダーを切られ海の底へ沈められました(悲)同行したメンバーもジグのロストに苦しめられているので、ジグは多めに持っていきましょう。

【安定のフォール姿勢】メタルフリッカー



* 特徴: センターバランス設計で、ジャーク後のフォール時にヒラヒラと水平に落ちる(水平フォール)のが最大の特徴。この不規則なフォールアクションが、食い渋るタチウオの捕食スイッチを入れます。タチウオジギングでは定番中の定番。そしてなんといっても安い!
* 使い方: 基本はワンピッチジャーク。ロッドを1回しゃくり、リールを1回転させる動作を繰り返します。この日は特に、ジャーク後のフォール時間を少し長めに取ることを意識しました。「上げて誘い、フォールで食わせる」というイメージで、ラインテンションを抜きすぎず、フォール中の「コツッ」という小さなアタリに集中することが重要でした。

【リアクションバイト誘発】メジャークラフト タチジギ道場



* 特徴: ややリアバランス(後方重心)の設計で、フォールスピードが速いのが特徴。これにより、狙ったタナ(水深)まで素早くジグを届けることができます。また、キレのあるスライドアクションで、高活性なタチウオに強くアピールします。
* 使い方: フォールのアタリが取りにくい状況や、タチウオの反応が鈍くなった時間帯に投入しました。使い方は、速めのワンピッチジャークでリアクションバイトを狙うのが効果的でした。また、数回ジャークした後にピタッと止める「ストップ&ゴー」も有効で、止めた瞬間に「ガツン!」とひったくるようなアタリが出ました。

シーバスでも使える「ジョルティ」


* 特徴: シーバスフィッシングでお馴染みのキャスティング用ジグヘッドのジョルティ。このシリーズは巻くだけで使えるため初心者でも扱いやすい。一緒に乗船していた方が使っていて聞いてみたところ、普通のジグよりも釣れるタイミングもあるとのこと。ワームだからすぐにボロボロになるのでは?と聞いてみたがジョルティは意外とそれでも長持ちするらしい。たしかにワーム部分が結構固いので、歯形はつくもののちぎれたりはなかなかしないのだとか。
* 使い方:オフショアでも使い方は基本的に同じで、軽くキャストして沈めてからストップ&ゴーすれば釣れるらしい。今度行くときは使ってみよう。

タチウオジギングで後悔しないためのジグロスト対策

タチウオの歯は非常に鋭く、ファイト中にリーダーが歯に触れると、いとも簡単に切られてしまいます。僕も今回、これで大切なジグをロストしました。
①リーダーの先端にワイヤーリーダーを接続する、②フロロカーボンの太いリーダー(50lb以上)を使う、③ファイト後は必ずリーダーをチェックし、ザラザラしていたらすぐに結び直す、といったこともやっておいた方がいいです。特に③は重要で、面倒くさがらずにこまめにチェックすることが、高価なジグを守り、しっかりと一匹を獲るための近道です。
また、アシストフック自体も、タチウオの歯から守られるものを売っていますので、普段ジギングやる人も、タチウオの時は専用のフックで挑みましょう。まぁ、3本針でジギングするのはあまりないと思うので普通にフックは変えると思いますが、太田屋の船長おすすめフックはこちらで、僕も信用して使っています。

ジグだけでなく、自分の指にも気をつけて

タチウオにかまれた指
釣れたら写真を撮りたくなるのが釣り人の性。でもタチウオを持つときは首元を持たないように気を付けてください。くるっと首を回してカブっと噛みつかれた結果、指に穴があきました・・・。
魚の歯や棘には多かれ少なかれ毒が含まれているもの・・・。かまれてしばらくは血がとまりにくく、ジクジクとしみる痛みが続きます。(マジで痛いし、噛まれた瞬間はブツッと皮膚が破れる音がしました)タチウオは特にフィッシュグリップを持っていった方が安心です。

タチウオは刺身もうまいが塩焼きが最強だと思う

東京湾のドラゴンタチウオをさばく
タチウオの塩焼きを食べたことがない方、人生損してます!もし指4本以上のサイズが釣れたらぜひ一度塩焼きで食べてみてください。塩焼きの魚シリーズの中では最強クラスのうまさを発揮してくれるはずです。
フワフワで上品な白身に、じゅわっと溢れ出す上質な脂。この味は、釣った者だけの特権です。タチウオは大きければ大きいほど脂の乗りが良く、格段に美味しくなりますからね。
10匹も釣れたら食べきれないよ!という方もいるかと思いますが、小さめのタチウオはみりん干しして保存するというおいしい保存方法があるそうです。僕はまだやったことないですが、今度たくさん釣れた時はやってみたいと思います!

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