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シマノとダイワのジギングロッドを比較してジギングロッドの見るべきところについて学ぶ!

ジギングロッド

船に乗ってオフショアジギングに行ったりしてますが、ジギングロッドのことについてはそれほどよくわかっておらず、なんとなーく「ソルティーアドバンス603ML」というシマノのジギングロッドを使ってました。
Amazonのポイントとかギフトコードとかいろいろ余ってたので思い切って新しくダイワのジギングロッドを購入しちゃいました。
買ったはいいものの、もともと使っていたシマノののジギングロッドと比べて、何がどう違うのか、いい機会なのでしっかり比較してみることにしました。
意外とスペック表だけではわからないことだらけで勉強になりました!

ジギングロッドのスペック表

今回比較するのはダイワのブラストとシマノのソルティーアドバンスの2つのジギングロッドです。

この2つのジギングロッドのスペック表を並べると以下のようになります。
スペック比較表

項目 ブラスト J62MS ソルティーアドバンス S603ML
全長(m) 1.88 1.91
継数(本) 2 2
仕舞寸法(cm) 138 146.8
自重 195 117
先径/元径(mm) 2.7/11.4 1.9/8.8
適合ジグ(g) 70~180 MAX150
PEライン(号) 2.5~4号 MAX1.5
カーボン含有率(%) 88 86.8
メーカー希望価格 26,500円 12,100円
Amazon価格※ 18,907円 40,500円

※2019年10月12日の価格です。
ぱっと見は「シマノのソルティーアドバンスの方が安いのねぇ。ダイワのブラストの方は大物用に使おうかなぁ。」くらいな感じです。
ロッドのスペックの意味を少し調べてみました。

仕舞寸法

収納するときの長さ
今回のジギングロッドは2本の並継ぎ竿なので、外して長い方の長さを指します。

先径/元径

ジギングロッドの先端の金具と元の握りを省いた後の外径です。
ジギングロッドの太さを表していて、先径が小さい方がティップが柔らかいと読みます。

カーボン含有率

カーボンは「軽量、高反発、高感度、高価」な特性を持つので、この比率が高いほど、軽量で高感度なロッドであることを示しています。比率が高ければいいというものではなくて、高反発、高感度過ぎると魚をはじくこともあり、自分の釣り方によって比率を抑えて魚の乗りがいいものを選ぶのも考え方の1つで、私は個人的には柔らかい竿の方が好きです。
スペック表のとおりで、「ブラスト J62MS」の方が径も太く、カーボン含有率が高いので、あまりしならず硬いので大物とのやり取り用や、ジグを早く巻く必要があるときなどに使いたいなと思っています。

買ったからわかるジギングロッドの違い

スピニングリール装着部

リール装着部
ソルティーアドバンスS603ML(下側)の方は、ジグをシャクっているとリールがカタカタと緩んできてしまう感じもあって、今回ブラスト J62M(上側)の購入に踏み切った次第。
実際にブラスト J62MSの方は今のところリールが緩むのような感じもなく、快適に使えてます。

ロッド先端

ジギングロッドの先端
スペック表通り、シマノのソルティーアドバンスの方(左側)が少し長い。
とある釣りメーカーの人が、「ロッドはガイドが一番大事」と言っていた。
ソルティーアドバンスは「SiCトップガイド採用」を謳っているが、ブラストもここは同様でしょう。
※DaiwaもWebにちゃんと書けばいいのに。

ロッドのガイド

ロッドのガイド
先に書きましたが釣り具メーカーの人が「ロッドはガイドが一番大事」と言っていました。
ガイドの効果はこれです。

  • ロッドの感度は、穂先ガイドが軽いほど、また、ガイドの数が多いほどアップする。
  • キャスティングの正確度は、先端ガイドの背が低いほど、また、リング径が小さいほどアップする。
  • キャストの飛距離は、ガイドの数・大きさ・背の高さ・位置・重さなどによって変化する。
  • ロッドのフッキングパワーは、ガイドの数が多いほどアップする。
  • スピニングリールの糸ヨレは、ガイドの数が多いほど減少する。
  • 糸絡みは、ガイドの数が多いほど、また、ガイドが小さいほど、そしてフレームが前方に傾斜しているほど減少する。

※ガイドメーカーの富士工業さんのサイトを参考にしています。
ガイドの比較
左がダイワのブラスト、右がシマノのソルティーアドバンスです。
ガイドの数は、
ダイワのブラスト:7つ
シマノのソルティーアドバンス:8つ
です。(ガイドの数もスペック表にいれてもいいのでは?)
ガイドが前傾姿勢なのはブラストで、その他数や大きさはソルティーアドバンスの方がよいですね。

まとめ

ということで、2つのジギングロッドを比較してみました。
経験上、ロッドの推奨ジグの重さはあまり気にしなくてもOKです。
どちらかというとロッドの硬さによるジグの動きの影響を意識した方がよいですし、ガイドの向き、大きさなどを観察しておくことの方が大切です。
特にキャスティングロッドはガイド命。キャスティングの飛距離のすべては摩擦との勝負ですから。持っているロッドを観察するだけでかなり勉強になるので、一度スペック表とにらめっこしてみるといいですね!

今回比べてみたジギングロッド