ロッドのガイドの修理なんてやったことがなければ難しそうと感じてしまうと思いますが、意外と簡単にできたので備忘録。Amazonでガイドの予備パーツを買って、ダイソーでエポキシ接着剤を買ってくれば初めてでも自分で修理できてしまいました。意外と簡単でうまくいったし、2年たってもばっちり使えてるので当時のやり方をメモ。簡単に修理できることを知っていると、大切なロッドを破損させてしまった時でも精神的ダメージが減らせます(笑)
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東京湾奥のリバーシーバス釣りでは、夜の橋脚が一級ポイントになるわけなのですが、雨が降ってきたから橋の下でシーバス狙ってキャスティング・・・とかして釣りしていると、キャストするときにうっかり橋に竿先をぶつけたりすることってないですか?
知らずにどこかにぶつけてしまったのか・・・
気が付いた時には私のロッドのガイドはこんな状態になっていました。
年季の入った釣竿でしたが、気に入っていたので買い替える気になれず、とはいってもロッドを修理に出すと新しく買うのと変わらないくらいのお値段の竿だったので、自分で修理してみることにしました。
ロッドガイドの修理に必要なアイテムは以下です。
PEラインは、完成後の見た目に影響するので、こだわる場合は黒い糸などを用意できるとよいと思います。エポキシ接着剤はAmazonにもありますが、近くに100均があるのであれば、そこで調達できるもので十分。
修理用のガイドはこちらを購入しました。
取り替える部分のガイドの大きさが、前後のガイドの大きさと比べてちょうどいいサイズかはしっかり確認してください。
取り換え用ガイドを選ぶのが最も時間がかかりました。
Amazonでどのサイズを注文すればよいかわからず、釣具屋に実物のパーツを見にいってみましたが、一応、ガイドは置いてはあるけど、高いし、数も少なかったです。
すべてのガイドを交換する用のセットで売ってたりもするので、結局自分でガイドのサイズを測り、ちょうどよいサイズが含まれるガイドセットを購入しました。
ちなみに↓の富士工業のロッドクラフトのサイトがあってかなり勉強になりました。
誰にでできるロッドクラフト(富士工業)
まずは古いガイドを取り外します。
ライターで炙ると、エポキシ部分がカリカリの状態になるので、そこをカッターで削っていきます。しっかり削り取らないと、新しいガイドを取り付ける際に邪魔になります。平らになるまでしっかり削り取りましょう。
マスキングテープを使ってガイド取り付け位置の目印をつけつつ、木工ボンドで仮押さえします。
他のガイドの穴とからのぞき込んで、ロッドの先端の穴が見えるよう一直線になっているかを確認します。
ロッドガイドを取り付けるために糸を巻いていく作業を「スレッド巻き」と呼ぶそうです。
↓こちらの動画を参考にスレッド巻きを行いました。かなりわかりやすかったです。イシグロ万歳!
最後に、ダイソーで買ったエポキシ接着剤でコーティングを行います。
コーティング後は24時間以上放置してエポキシが完全に固まるのを待ちます。
完全に固まったら完成です。初めてでも全然できました。
ロッドのガイドなんてどのように取り付けられているかも知らないし、難しいものかと思ってましたが、意外と簡単にできてしまいました。
修理後の釣りでも全然問題なくロッドが使えたのがうれしかったですし、自分で直すとより愛着がわいてしまうのもいいですね。パーツ費が1,300円くらいかかったけど、予備パーツとして保管しておいて、これからガイドが壊れても全然自分ですぐに修理できると思えばコスパ的にもとてもよいです。これからもどんどん自分で直していこーっと。