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5月のGWに、腰越から出船している釣り船に乗り込んで初のウイリーシャクリ(ウイリー五目釣り)にトライしてきました。
鎌倉で釣りをしようとすると、ショアからでは水深が浅いエリアが多く西湘のようにショアジギングはなかなか難しく、(茅ヶ崎あたりからは釣れるようなんですが)
レンタルボートに乗る機会が増えたので、ちょっとポイント調査もかねつつ、久しぶりに乗合船でのんびり楽しみたいなと思いまして。
「喜久丸」さんの「ウイリー五目」に乗せさせてもらいました。
コマセ・付けエサ(オキアミ)がついて9,000円。
10,000円が定価らしいのですが、1000円分のウェブ割引きを適用してくれてました。女性だったら2500円引きなので乗り合い船としては結構安く乗れます。
レンタルロッドなどは無料で貸してくれて、ウイリー針は現地で購入できるので、クーラーボックスさえもっていけば釣りに参加できてしまう手軽さです。
釣り船は基本受付なり、船長さんに現金支払いになるので、手軽といえど現金のご用意だけはお忘れなく。
※このあたり、そろそろ遊漁船業界もデジタル化が進んで欲しいものです・・・
腰越漁港では喜久丸さん以外に第一政美丸さんもあり、今回は友達から話を聞いていた喜久丸さんをチョイス。
受付を済ませて釣り船に乗り込みます。各釣り座にはこのようにコマセを準備してくれていました。
釣り座は早い者勝ちで選びます。
釣りをしながら「しまったなぁ」と思ったのですが、コマセを使う釣り船の釣り座は船首側の方がおトクです。
釣り船はポイントに到着すると、船尾側の方に流れがら(船がバックしながら)釣りをしていきます。
なので、船尾側の人が投入するコマセは、船が流されていくことで船首側の釣り人の寄せエサにいい影響を与えるからです。
実際に船首側の人がこの日アマダイを釣り上げていたそうです。
さらに、喜久丸さんの場合は補充用のコマセが船首側に置いてあったので、船尾側だと取りに行くのもちょっと億劫だったりしました。
でも、途中スクリューに釣り糸が絡まってしまうトラブルを起こしたりして迷惑をかけたのですが、
船長さんが優しく対応してくれて本当に助かりました。(気性の荒い人だと怒鳴られてめっちゃ怒られたりしますからね。。。)
トイレも完備されててキレイな釣り船なので、初心者でも女性でも楽しめると思います。
仕掛けは「ビシ」にコマセを詰めて、ウイリー針の一番下の針にオキアミを付けて投入し、船長が指示してくれる深さまで沈めたら時々シャクってアタリを待つというシンプルなもの。
電動リールだと出ていった糸の量で深さがわかるし、電動リールでなくても釣り糸の色が10m間隔で変わるようにな糸になっているので深さがわかるのですが、初心者の人は釣り糸で深さをつかむのはちょっと大変かもしれません。
その場合、底まで沈めてしまって数回巻き上げてじっと待つというスタイルでも腰越漁港の釣り船の場合は何かしら釣れるのでお試しあれ。
ただ、釣り具レンタルは釣り具がゴツすぎてイマイチだったなぁと思いました。
狙う水深が50m~100mくらいなので、巻き上げてくるのもちょっと大変です。
レンタルじゃない方が楽しいと思いますが、ダイソーの竿やリールで挑むのはやめてくださいね。
あと、仕掛けのウイリー針は釣り船で500円で購入できますが、事前に買っておいた方が安いです。
ウイリー5目の3号の太さの3本針を船長におすすめしてもらいました。
意外と針ごと切られるので5セットくらいは持って行った方がよいです。
・ムシガレイ
・サバ(中層で多数ヒットしてきます。)
・アジ(ボトムで釣れました。中層でサバに襲われるので、エサのオキアミを如何にボトムに落せるかで釣果に差が出ます。)
・アラ(イサキの幼魚かと思ったけどあとで調べたら「アラ」という魚のよう。エラの辺りに大きな棘がある)
・アカササノハベラ(写真中央)
・サクラダイ(写真右側。斑点があるので雄らしい)
※写真左側だけ正体わからず・・・
サバやアジはもっとたくさん釣れてて、食べきれない分は逃がしてるのでほんとはもっと釣れてますからね!
サバの胃袋にいたベイトです。「チカ」という魚だと思うんですけど、ザ・ベイトフィッシュって感じです。
こいつ、腰越漁港のジギングサビキで釣れた魚なんだよなぁ。
仕掛けのウイリーサビキは複数の針が付いてるのですが、オキアミ付ける用の針だけなくなったりして、まだ使える針がたくさんついてるけど捨てなきゃいけないのがもったいなくてこんな感じでジギングサビキ用に再利用しました。
ちゃんと魚も釣れますよ。(ちなみに↓はムツです)
ということで、腰越漁港からエサ釣りの乗り合い船に乗ってきました。
なんだかんだしっかり魚も釣れて楽しかった。
クーラーボックスもってけばOKという手軽さがほんとにいいですね。また行きたいと思います。